さて、前回は元機関投資家が年収500万円の人がお金持ちになる方法は不動産投資であると説明しました。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
年収500万円の人がお金持ちになるただ一つの方法はこれだけその①簡単にまとめると、
簡単にまとめると、
- 年収500万円の人は副業のことを考える時間もお金もない。
- 年収500万円の人がお金持ちになる方法は不動産投資!
- 不動産投資で大事なことは情報を集めること!
となります。
それでは、今回は不動産投資の種類やメリット・デメリットなどを語っていきます。
不動産投資の種類は?
不動産投資には大きく分けて4種類あります。
①マンションのワンルーム投資

いわゆるマンションといわれる建物は鉄筋構造で5階建て以上が主流です。こういった建物はそもそも数億円~十億円をかけて作られていることが多く、部屋が何室もあります。そのため、1社や一人でリスクを抱えてしまうと何かあったときに大きな損害になってしまうため、複数の投資家で1棟を保有し、リスクを減らします。
1室数百万円~2千万円程度の投資になることが多いです。
ワンルーム投資のメリット・デメリット
- メリット
①数百万円~2千万円程度の不動産投資の中でも低額で不動産オーナーになれます。
夢の不動産オーナーの第一歩として非常に手が出やすいです。また、鉄筋構造の駅近物件の場合が多く、空室リスクも少ないです。
②ワンルームだけなので2部屋目、3部屋目と手を広げやすいです。 - デメリット
①そもそも儲かりません。
投資であるからにはリターン(賃貸収入)がありますが、それ以上に固定費がかかります。例えば、固定資産税や修繕費の積み立てや不動産管理会社への委託費用などです。これらを差し引けば賃貸収入分がマイナスになります。それでは、どうしてワンルーム投資を始めるのかというと、あえて収入をマイナスにするのです。不動産事業でマイナスを作って本業(サラリーマン)収入を少なくして所得税・住民税などを低くするようにしましょう。そしておまけでマンション一室付いてきますよ!という理屈で営業は販売しようとします。
②空室リスクが大きいです。
不動産投資の一番のリスクが空室になることです。1室しか保有していないと、誰も借りてくれない状況になると収入は0で管理費用やローンの返済だけが残ってしまいます。その結果、本業(サラリーマン)収入を圧迫してしまいます。そのため、空室が長い間続けば普段の暮らしを貧乏なものにしてしまいます。
マンションのワンルーム投資をお勧めする人
基本的に初めて不動産投資をする人にはお勧めしませんが、例えば自分が将来このマンションに住んでもいいなと思う場所や物件だった場合は投資先としてはアリです。
しかし、基本的には本業の収益を圧迫する可能性が高いため、お勧めしません。
②アパート1棟購入投資

アパートは木造で建築されることが多く、一棟の中に多ければ10程度の部屋があります。このアパート1棟をまるまる投資家が購入します。
1棟3千万円~1億円程度の投資になることが多いです。
アパート投資のメリット・デメリット
- メリット
①ローンの返済や管理費用を差し引いても毎月5万円~10万円は最低プラスになります。
正直すぐに数百万円貯まります。
毎月安定して数万円~数十万円の収益が発生することによりお小遣いが目に見えて増えます。これはほかの副業ではなかなか難しいです。
②何室も一気に購入することで2~3室の空室に耐えられます。
不動産投資で一番怖いのは自分の不動産が借りられないということです。アパート一棟を購入することで何室かの空室があったとしても月々の収支がマイナスになることはありません。
③1棟のオーナーになることで一機に資産が増えます。
1棟の不動産を買うと基本的に5千万円以上はすると思うので、一気に5千万円の資産が増えるということになります。もちろんローンを抱えることにもなりますが、企業の決算書と同じで、ローンに見合う資産があれば問題ありません。立派な資産です。 - デメリット
①数千万円のローンを抱えることになるため、月々の返済が数十万円になります。
毎月数十万円の賃貸収入があると思いますが、その分数十万円の返済があることにもなります。
そのため、仮に全室空室となってしまった場合は非常に重い負担となります。
しかし、毎月数万円~数十万円のプラスになっているため、1年も経てば100万円ほど貯まる場合が多く、あまり考えなくても良いです。(毎月の賃料収入の無駄遣いは絶対ダメです!!)
②一気に数千万円のローンを抱えてしまうため2棟目が難しい場合があります。
すでに多額のローンがあるため、銀行からの融資を受けにくい場合があり、これ以上資産を増やすせない可能性があります。しかし、これは金融マーケットと不動産需要によって変動するため、一概には言い難いです。現状の金融マーケット(2021年)ですと、既に不動産投資の実績がある程度あれば問題なく2棟目の投資もできる可能性が高いです。
アパート投資をお勧めする人
アパート投資は全ての不動産初心者におすすめしたいです。
不動産投資をするからには大きな夢を描いているとおもいます。
月に10万円以上稼ぎたい!大きな資産を築きたい!と考えているとすればおすすめできる人と言えます。
③REIT(不動産投資信託)を証券会社で購入する。

REITは不動産投資信託と呼ばれるものです。イメージとしては100億円するオフィスビルを証券化(1口1億円のように分ける)して、各投資家に購入してもらい、収益が出たら配当するというものです。
REITは日銀(日本銀行)やGPIF(年金機構)なども購入しており、大型投資家の資金が流れやすい投資先です。そのため、値崩れがしにくく、お勧め度が高いです。
しかし、あくまで株のようなものですので大きく資産を増やすということには至りません。
こちらはまた別の機会に詳細を説明します。
【番外編】中古マンション・中古アパート投資
建築から数年~数十年経過した物件を購入します。
こちらは素人では物件の選定が難しく、リフォームが必要な場合も多いためおすすめはできません。
仮にDIYが得意で自分で内装を変えたりできるスキルがある場合は大きなリターンを得られる場合があります。ここでは玄人向けとして割愛します。
不動産投資のそれぞれの種類におけるメリット・デメリットまとめ
不動産投資は種類によってメリット・デメリットがあります。
投資家の状況によっておすすめは異なってきますので皆様が自分にあった投資先に出会うことができることを祈っております。
そしてお金持ちへの第一歩を踏み出していただくことを祈っております。
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